第94回都市対抗野球大会は第7日の20日、東京ドームで2回戦があり、豊田市・トヨタ自動車が前回王者の横浜市・ENEOSを3―1で降し、2年連続で準々決勝に進んだ。横浜市は3年連続の8強入りを逃し、史上初となる3度目の2連覇はならなかった。プロ注目の度会隆輝外野手は4打数無安打で、最後のバッターになった。度会選手のコメントは次の通り。
2位でとれるやん
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高卒2年目で19歳のENEOS・度会隆輝(わたらい・りゅうき)外野手が29日、社会人野球の最高峰「第93回都市対抗野球」で橋戸賞(MVP)、若獅子賞(新人賞=3人選出)、打撃賞の“3冠”に輝いた。チームはこの日、東京ドームで行われた決勝で、昨年優勝の東京ガスに5-4で競り勝ち、日本石油、日本石油ENEOS、JX-ENEOS時代を含め、史上最多を更新する12度目の優勝を達成した。
度会は0-4とリードされた6回、右翼席へ起死回生の3ラン。今大会5試合で打率.429(21打数9安打)、4本塁打を誇った。ENEOSはこの回、度会に続いて丸山壮史内野手もソロ、小豆澤誠内野手もソロを放ち、1イニング3本塁打で一気に逆転した。
度会は元ヤクルト内野手の博文氏の次男で、横浜高出身の右投左打。試合後のお立ち台では「絶対やってやるって決めてました!」「最高でーす!」と絶叫。スタンドの拍手を浴びた。