ヤクルトは2日、背番号の変更を発表した。宮本丈内野手が「39」から「10」に、高梨裕稔投手が「14」から「40」に変更となる。
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ヤクルトの“キャプテン”が愛媛・松山の秋季キャンプで汗を流している。といっても、山田ではない。同じ履正社の後輩、宮本だ。
若手主体の今キャンプの主将に高津監督から指名された大卒5年目の27歳。しぶとい打撃が持ち味で、パンチ力もある。広島の守護神・栗林がプロ2年間で、唯一ホームランを打たれた打者が宮本。昨年11月1日のシーズン最終戦(神宮)で右越えのアーチを放った。5年目の今季は主に代打として66試合に出場し打率・254、1本塁打、8打点。「あんまり打ててなかったけどチームプレー、バントとかそういうところはチームに貢献できた」と振り返った。
指揮官が“主将”を任せたのは、野球に向き合う姿勢によるところが大きいと思う。シーズン中も早出の打撃練習を欠かさない練習の虫。高津監督が交流戦後のミーティングでナインに翌日の休養指令を出した際、「スイング禁止なんで。バット握らないように。監督命令だから」といじるほど。同期入団の村上も「丈さん(宮本)がいたから自分もやらないといけない、と頑張れるようになった」と尊敬する。