ツバメ速報

セリーグプロ野球球団東京ヤクルトスワローズのなんjの5chまとめブログ

    石山泰稚

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    no title
    1: 名無しさん@おーぷん 20/09/25(金)20:59:22 ID:EKQ
    天正四四八年 長月弐拾伍日

     尾張にて織田軍に一蹴された本願寺一行。敵将が肩をいからせて本陣に帰る其の様は、異様に大きな背に見える。
     からがら青山占領地に逃げ帰った一行だったが、此処に至りて結界に感知有り。此の反応は豊臣軍か。一行が隙を見せる中、攻め込んできたのであろう。
     然し豊臣軍に急変。突如流行り病にてばたばたと兵どもが倒れゆくではないか。此れは由々しき事態。
     戦を中止せしめよと口々に声が上がる中、豊臣軍は急遽百姓共に槍や剣を持たせ、半士半農の陣を構える。
     此れには一行も応戦せざるを得ぬ。鳶職高梨を先陣に置いて、戦いの幕が切って落とされるのみ。

     だが此の急な合戦に動揺を隠せないのは高梨も同じことであった。第一戦線、早速高梨は手傷を負うと、更には第二戦線、場明日の再来・暴亜に依る爆撃を受ける。
     危機さえ乗り越えんと言わんばかりの豊臣軍、此の好機を逃さない。第四戦線には両方向から来たる長距離射撃に身体穿たれ、第五戦線にて力尽くのみであった。
     だが攻撃陣も黙ってはいない。敵番頭西に対し、第一戦線には僧長青木の砲撃を成功させると、其の先第四戦線、攻め入る好機に絵好婆が見事な一太刀浴びせかかる。
     第六戦線に於いては歌術使い西浦の見事な美声にて豊臣軍が撃沈し、第七戦線では遂に切り札荒木が砲撃成功。お主の其の姿を待っていたのだと信徒は大興奮であった。

    2: 名無しさん@おーぷん 20/09/25(金)20:59:30 ID:EKQ
     此れにて戦勝の気配は本願寺側に漂った。鉄球投げ梅野、幕賀府、昇華清水が自らの持ち味を存分に生かした、信徒の胃の鍛錬を兼ねる守護を見せると青山占領地は歓喜の胃薬販売祭り。
     至りては第九戦線、和尚が青山占領地に帰還する。首六つは獲りきったが、痛恨の一撃を加えてしまった過去は、未だ脳裏から離れるものではない。
     故に挑む。必ずや勝利をもぎ取らん。和尚の闘志は未だ潰えず。石山本願寺、勝利まで残るは首三つである。

    【 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    no title
    1: 名無しさん@おーぷん 20/09/19(土)21:23:55 ID:c1g
    天正四四八年 長月拾玖日

     燕が高く翔ぶ中、青山占領地にはやっとのことで運び込まれたものがある。火薬であった。
     葉月半ばより此の火薬を失った本願寺だったが、各武将との戦闘が混沌とする中其の補充が出来ずに居た。
     其れにより攻撃力は大幅に低下、先鋒の見殺しを幾度も経験していた。然し火薬が補充されたとならば話は変わる。
     先ずは北条軍の人民を爆破し、続いては毛利軍を空爆。更に我々は宇宙と名乗る怪しげな賊によりどんちゃん騒ぎの肴として華火が上げられ、またしても火薬が無くなった一行である。
     然し小僧吉田は此の状況にも頷いた。敵を抑えれば関係ないのだ。必ずや手柄を持って帰らんと、此の若武者は燃えに燃えていた。

     然し燃えに燃え、周りが見えていない吉田を薙ぎ倒したのは長野騎馬隊であった。
     此れが寧ろ奏功、確りと自分を取り戻した吉田は幾度も危機を乗り越え、第五戦線迄をたった一人守り抜いた。
     然し第六戦線より綱渡りの守護が始まる。ただの一つも失敗が許されない極限状態の中、鉄球投げ梅野、幕賀府両名は嘗ての威信を掲げ、毛利軍の進軍を阻止するに至った。
     だが落とし穴は第八戦線。万全の体制で挑んだ昇華清水であったが、堂林皇子による爆撃の前にまさかの守護失敗を喫す。然し闘志潰えず、吠えると更なる危機を脱し、最小の損害で事を済ませた。
     此れにより小僧吉田の手柄はまたしても失われる。然し男は清水を称えるように出迎え、罪を赦すのみであった。

    2: 名無しさん@おーぷん 20/09/19(土)21:24:02 ID:c1g
     一方の攻撃陣、敵軍森下の前に攻撃を成功させることが出来ぬ。其れでも第二戦線、水軍指揮村上の出撃に合わせ武士坂口が砲撃敢行。
     老いて益々盛んな坂口の攻撃に此れ迄の三倍詰めかけた信徒は皆舌を巻くのみであった。
     然し、其れ迄。均衡を崩すまでには至らず、舞台は第九戦線、和尚の登場を招いていた。
     なんとも良き風が吹いている。此れ迄の停滞感を吹き飛ばすような良き風だ。今宵も未だ、其の風は吹き続いている。
     故に挑む。必ずや本願寺一行の勝利を招く為、心血を注ぐ他あるまい。首三つを並べ立て、其の光景を現実のものとするのだ。

    【 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    no title
    1: 名無しさん@おーぷん 20/09/16(水)20:42:58 ID:5wL
    天正四四八年 長月拾陸日

     未だ日が昇るうちは汗も流るる長月も半ば、然し一度日が沈めば涼しく。だが其の状況は、本願寺一行にも同じことが言えた。
     葉月に日が沈んだまま、首元涼しく日は昇らず。遠く徳川は遂に全国統一の礎を築いたのだと言う。対して本願寺一行、泥沼にて沈むのみ。このまま冷たくなる他、無いのだろうか。
     否である。聞かぬ声がする。其の名は歳内。嘗て豊臣にて期待されるも、流行病にて放逐された益荒男であった。
     然し男は屈せず。伊予に流れ着いた男は其の地にて襲い来る武士を斬り、伐り、舞い。此れに目をつけた本願寺が門戸を開いたのだ。
     新たな風が吹くならば、力を借りようぞ。こうして北条との戦いは再び幕を開けた。

     此の歳内、運も味方して序盤の戦線を伏せる。更には僧長青木や歌術使い西浦の見事な守護も手伝い、第四戦線迄を見事走り抜く。
     然し第五戦線であった。は、と気付く間に第二陣と第三陣を囲まれているのだ。此の危機的状況、僅かな手傷のみにて此の場を制するも、然し将は後退を命ず。
     次もまた、戦場に立たねばならぬ。将の言葉に頷いた歳内、此の場は引くのみ。水軍指揮村上の祝報鳴り響くが、然し男の表情には悔しさが浮かんでいた。

    2: 名無しさん@おーぷん 20/09/16(水)20:43:05 ID:5wL
     一方攻撃陣、茶汲み坊主上茶谷の前に封ぜられるのみ。祝砲の流れ弾にて僅かな手傷を浴びるが、其れのみ。第六戦線迄飄々、今宵も火薬庫の扉は閉じられていた。
     然し第七戦線であった。絵好婆の従兄弟、絵好婆を見かけた一行、此れの懐柔に入る。切り札荒木が懐に入りて茶飲み話に話を咲かせる間、小僧宮本、武士坂口率いる本願寺一行は突撃敢行。
     此れにて歳内の敗北取り消しはおろか、鉄球投げ梅野に勝利の手柄も与えられようかという盤面に戦場は変化。待っていた勝利の予感に、信徒の気持ちは高ぶるのみである。

     第八戦線、昇華清水が見事な舞台を思わせる圧巻の守護にて道を繋ぐと、第九戦線には和尚が立ち塞がる。
     嘗て暇魔神と称された、和尚と同じく第九戦線を任された者が居たと云う。状況は近しい。勿論、良いことではない。
     故に挑む。であればこそ、任された場面は完璧に守護を果たさねばならぬのだ。其れがせめて、再び浮き上がる為に成せる事なのだから。
     石山本願寺、勝利まで残るは首三つである。

    【 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    no title
    1: 名無しさん@おーぷん 20/09/09(水)22:02:36 ID:aN2
    天正四四八年 長月玖日

     暑さ未だ残る中、本願寺一行は急報に揺れていた。僧長青木が織田軍との戦にて身体を痛め、戦闘続行が不可能となったのだ。
     此れに動揺した一行は毛利軍との決戦にて老師石川を見殺しにする惨事。此れには信徒も何度目であるかと嘆く他無かったのである。
     あれよあれよと始まった毛利との第二戦に於いても、薙刀使い山中が意気揚々挑むものの第三戦線にて大爆発、討ち死にとの報が入る。
     更にはこの爆発に巻き込まれ、長きに亘る療養より復帰していた扇の要中村が散ったとのこと。其れ迄何とか戦闘を継続していた攻撃陣、此れに肩を落とすのみ。
     最早此れ迄と云うのか。最早瞳に希望を映す者は誰も居なかった。

    ――否。我が導くのだ。燦然と輝く光に一行は目を細める。導きの青い星が、其処には君臨していたのである。
     第五戦線こそ毛利軍の囮作戦にて手傷を負うも、第三戦線より蝦夷の司令塔西田と共に此の苦境を乗り越える。
     素晴らしい働きぞ。誰もが言う中、然し風神風張が敵軍の砲撃に散る。――すると敵軍先鋒、公家野村が云うではないか。
     銃を捨て、槍を捨てよ。最早戦いは終わったのだ。吠えるは三散華山田であった。否、終わってなどいない。
     僧長青木が、扇の要中村が傷つき倒れる中、諦めていられない者たちが居た。なればこそ壱の陣羽織を背負う者が、諦めてはならぬのだ。

    2: 名無しさん@おーぷん 20/09/09(水)22:02:43 ID:aN2
     山田の号砲にて目を覚ました攻撃陣は、一気呵成野村を第七戦線にて轢き倒す。更には息女が産声を上げたと告げる幕賀府に喜びを分かつべく、第八戦線にも猛攻を成した。
     絶望的であった戦況は、最早混沌である。此の混沌に巻き込まれはしまいと、昇華清水は見事な舞台を思わせるほど完璧な守護にて第八戦線を守り通す。
     だが第九戦線、清水が危機を招くと未だ勝敗決す場面ではないが、和尚が此れを掬いに走る。最早此の混沌を鎮められるのは和尚しか居るまい。
     故に挑む。必ずや此の地で四ツ首取りて、明日の世に平安を齎さねばならない。石山本願寺、勝利、あるいは和睦まで至るに残るは首四つである。

    【 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    no title
    1: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)20:53:40 ID:mlE
    天正四四八年 長月弐日

     どんぶらり、ごうごう。彼の音は何か。戸田の封を解かれた伴天連が三途の川を渡り、地獄の業火で燃える音よ。
     老師石川の奮闘、またしても報われぬ。和尚と手構えていた第九戦線には、無残な現実が待ち構えていた。
     報が入る。此れより徳川軍全勝したりては、本願寺一行に勝ち目なし。遂に齎された報せに、然しおうと声を上げるは薙刀使い山中であった。
     未だ合戦も半分である。終わってはいないのだ。声に扇の要中村は頷く。其の背中、我が背中を持って守り通す。如何様にでも暴れよ。
     斯くして豊臣軍との合戦は第二戦を迎える。此度こそは勝利を以て士気を上げるのみである。

     豊臣軍先鋒は軽詩愛である。此の男、幾度本願寺一行に打ち倒されても未だ向かってくる不屈の男であった。
     然らば此度も同じくしてくれようぞ。第二戦線、水軍指揮村上が超長距離射撃に成功すると、疾馬塩見が伴天連を引き倒し、先ずは一つ手傷を負わせる。
     更には第三戦線、武士坂口の威嚇にて敵軍の謀反を誘うと僧長青木、三散華山田が相次いで突撃。更に手傷を負わせることに成功した。
     然し軽詩愛の惨状に憐憫を抱いたのは飛蝗男小幡であった。異名通り飛蝗の如き脚力にて二度軽詩愛の危機を救うと、最早手が着けられぬ。
     一行も此れにて攻撃を止め、守護に回る他無くなったのであった。

    2: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)20:53:47 ID:mlE
     一方薙刀使い山中は見事な薙刀捌きにて、虎の如き迫力の豊臣軍をさながら猫にする始末。第六戦線迄悠々辿り着くも、然し第七戦線であった。
     自らの失態や武士坂口の自爆を受け、薙刀の振るう力が削がれている。其の隙を逃さぬは三途。地獄の業火にて山中を粉砕せしめる。
     命辛々逃れた山中ではあるが、此れ以上の守護は困難か。見るや否や幕賀府、見事な守護にて山中を救出。
     信徒は口々に山中の功績と、幕賀府の復活を祝うのであった。
     第八戦線、しとしとと雨が降り注ぐ中昇華清水が山あり谷ありの舞台を演じ信徒の胃を破壊すると、第九戦線には和尚が立つのみであった。
     未だ全ての望みが絶たれたわけではない。か細い光ではあるが、掴めぬ道理がないのもまた事実。
     故に挑む。此の難き試練、乗り越えた先には何ぞ見えようか。先ずは此の場を凌ぎ、勝利への道を繋ぐのだ。

    【 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄】の続きを読む

      このページのトップヘ